ササエルとは。

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思い込みというのは、時としてうまく機能し、時として害をなす。

今回は、今にしてみれば害でしたね。

昨年も、人生初の生プロゴルフツアー観戦を経験し、知らなかったことを予想以上に痛感しましたが、昨日もそうでした。

某著名アーティストの名古屋公演のアシストをやらせていただきまして、「ああそうか、支えるってのは、こういう関係性なんだ」とたくさん気づきと学びがありました。

これまでワタクシは、アーティストをファンが支えていることばかり見ていましたが、入場を待っているときや握手会のときなど、ちょいちょいファンの方と会話をする場面がありまして、ファンの方もアーティストに支えられているんだなぁと。

30年来のファンの方は、そのアーティストのすべての公演(海外含む!)に行かれており、ワタクシのような部分的なお手伝いのスタッフにも「お疲れ様」と声をかけ、思い出話を聞かせてくれました。

その方にとってそのアーティストはもう家族か親戚を応援する距離感なんですね。今はご家族全員で応援されているそうです。

また、スタッフでしたので、裏方のみなさんがそのアーティストを仕事ではなく明らかに気持ちで支えていると感じる部分も多くありました。もちろん、イベントごとですからいろいろと想定外のことが起きがちですが、ブレずに最後までやれるのは、こういう支える気持ちだったと感じました。

あまりカリスマな要素が強い場合は、「熱狂的な」とつくファンの方がいらっしゃり、気持ちを入れ込みすぎるあまり、ルールを守っていただけなかったりするものですが、昨日については終始穏やかで、笑顔の尽きない公演でした。

自分に置き換えますと、実際にはまだまだワタクシが支えるには至っていないばかりか、周囲の皆さんに支えてもらっているばかりです。「これからは誰かの役に立つことを仕事にしよう」と自分にテーマを設けつつ、もうすぐ2年。某著名人が「自分の成長は、結局他人が決めることなんじゃないか」とコメントしていたのを見て、自分もそうありたいと感じています。まあ、自分で自分のことを成長できてるなんて思うと、ワタクシはすぐに油断しますので(笑)

企画の仕事は一人ではできません。ワタクシも誰かを支える大勢の中の一人であり、大勢の人に支えられているのだと実感できるように頑張ろうと思います。